お客様より大型マスメダル機の店舗間移設のご依頼をいただきました。
メンテナンススタッフはお客様と搬出及び搬入先の経路確認を事前に電話にて打合せさせて頂き、解体工程を作成しお客様と最終調整を行いました。
当日、解体現場に伺いマスメダル機の解体・梱包作業を行いました。解体終了後にマスメダル機を搬出し、翌日設置先の現場に向かい搬入いたしました。
事前にお客様と細かく打合せをしていたため、解体・搬出・搬入作業共にスムーズに行うことが出来ました。
組立作業は今までの経験に基づくトラブルが起きやすい重要箇所は分解清掃等も行い、設置後のトラブル軽減に努めました。
組立後に行った動作確認では、前店舗では出ていなかった様々なエラーも発生しましたが、都度原因を取り除きエラー解除していきました。
一か所だけどうしても直らない箇所があり原因を追究したところ、ホッパーレールのある部品が経年劣化により摩耗していたためエラーを引き起こしておりました。
メーカーに部品の問い合わせをしたところ、該当部品は製造中止となっているため、メーカーで手配する事が出来ませんでした。
当社で該当部品を持帰れば同等品を作成することが可能な旨、お客様に説明し一旦持ち帰らせていただきました。
部品製作まで時間が掛かってしまうため、その期間マスメダル機の稼働が止まらないよう、現地で簡易的に代替部品を作成し、部品作成までゲーム機が稼働できる状態にしてその日の作業を終えました。
後日部品が完成したため、現地に訪問し交換作業を行い無事稼働することが出来ました。
部品交換後はトラブルなく現在も稼働しております。
